多田神社
兵庫県川西市多田院多田所町1-1
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  元は多田院とも多田大権現社とも称された大社で、御祭神は第五十六代清和天皇の御孫贈正一位鎮守府将軍・源満仲公をはじめ、頼光、頼信、頼義、義家の五公を奉じ、源氏の祖廟であり、源家発祥の地であるのです。

天禄元年(970)、源満仲により創建され、満仲没後に御廟が営まれました。

鎌倉時代の後期に北条氏による伽藍復興を経て、江戸時代前期には徳川4代将軍家綱により再興されたのが今の社殿です。
  
  源満仲l公が武門の棟梁たる勅諚(ちょくじょう:勅命)を賜り、国家鎮護の大任を果されたるのみならず、沼地を開拓して、多くの田畑を造り、河川を改修して、港湾を築き、鉱山事業など殖産興業に力を注ぎ、国力の増進と源家興隆の基盤を築かれました。

また頼光は坂田金時、渡辺綱、碓井貞光、卜部季武の頼光四天王により、丹波国大江山に住む酒呑童子・怪盗鬼童丸・妖怪土蜘蛛などを退治する鬼退治の話も残っています。
    
  「水戸黄門「御手植銀杏」

頼信公が平忠常を征伐して、関東を平定し、頼義、義家の二公が前九年、後三年の両役に大軍を率いて辺陲(へんすい:国のはて)に赴き、奥羽の豪族を討滅させれたる等、平安期この国の歴史の殆どは、当神社御祭神の子孫とも云われています。

『現地案内を参照』
  
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