平安宮 内裏南限と建礼門

京都府京都市上京区中務町
京都府の平安史跡1

  
内裏外郭に設けられた正門で、規模は正面五間あり、内裏外郭門としては最大です。

衛門府が警護し、門を入ると内裏内郭の正門である承明門があり、これを入ると南庭を隔てて紫宸殿(ししんでん)に至ります。

 
ここは御所の建礼門だね。

門前で白馬節会を行ったことに因み白馬陣の名もあり、そのほか元日節会・射札・荷前使派遣の儀などが行われました。

承和6年(839)、門前に幄舎(あくしゃ:テントのような仮屋)を建て、内蔵寮の官人や内侍が唐物を並べて交易を行い「宮市」と称しています。

『現地案内を参照』

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