藤島城

福井市藤島町

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北陸自動車道「福井北IC」から北西、えちぜん鉄道を越えて集落へ、西超勝寺には藤島城（ふじしま）がありました。

集落の西側、道幅が狭く、くねくねと入ります。 実は南の正面から入ると楽、ここは西超勝寺だよ。 黒丸城の支え、『足羽の七城』の一つだね。 南北朝時代、新田方と足利方が戦った足羽合戦、舞台の一つだよ。

お寺の裏には土塁の一部、横はお墓が沢山、残していただいてるのには、すごく感謝だよ。 夕日も近い、山門には近所の親子、夕ご飯前のひと遊び。　そろそろ宿へ帰ろうかな、明日はどこへ行こうかな。

建武五年(1338)、府中城が落ち、足利高経は黒丸城へ移ると、新田義貞は国府城を本拠とし、第１回目の足羽城を攻めるのです。 波羅密城、安居城、江守城、河合城、春近城から攻めるのですが、この時は守る足利方が勝利しています。 第２回目の合戦、新田方は河合城に三万余騎を集め九頭竜川を渡り、兵を分けて七城を攻めました。 しかし藤島城には、北朝に加担する平泉寺の衆徒が立て籠り、攻防戦となり新田方が苦戦となるのです。 新田義貞は、応援に藤島城へ向かう途中、小黒丸城から藤島城へ向かう足利方と遭遇し、燈明寺畷で討死をするのです。 『参考文献を参照』

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