小丸城

越前市五分市町

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北陸自動車道「武府IC」から東へ2kmぐらい、南へ300mほど走ると小丸城(こまる)がありました。
  
  
やっと本格的に登場してきたね、佐々成政。

六年間という短いお城だけど、遠征探索には丁度いいお城だよ。

しっかりと整備され、なお昔を残している。 約50m四方の一部には石垣、感動、いつ見ても嬉しいものだよ。

中には、すぐ南にあった野々宮廃寺の礎石もあるらしい。 そして周囲には、東西300m、南北400mの平坦地に二の丸や隅櫓そして土塁・堀の跡がある。

この本丸だけ見ていると気がつかないね。
  
  
誰もいないのかな、絶好の遊び場だよ。 降りて、駐車場から出ようとした時、少年三人が走って上っていく。

少し、にこっと嬉しくなった顔で、この地を離れていくのです。
 
天正三年(1575)、信長軍が越前の一揆を平定した後、佐々成政が築いた平城です。

この城は味真野の扇状台地末端に、野々宮廃寺跡の一部をとり込んでつくられたもので、本丸、二の丸、三の丸と隅櫓の遺構がよく残されています。

本丸の規模は、東西45m、南北50m、高さは水面から7mあり、四方に10〜30m幅の掘がめぐらされていました。
なお、北西の乾櫓から出土した、一揆成敗のありさまを刻んた文字瓦は有名で、瓦は現在、越前の里郷資料館に展示されています。

『現地案内を参照』

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