高遠城

長野県伊那市高遠町東高遠

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中央自動車道「伊那IC」から東、３６１号線を東へ走ると高遠城（たかとお）があります。 ２００８年１１月、長野は２回目だね。　城下の街並み、ゆっくりと歩いてみたいよね。

高遠の街に着いた。 本当は城下に車を置き、街並みを歩き、そして歩いて上るコースが良いと思う。 いっきに上ってしまう、さすがに名が知れたお城、人が沢山だよ。

「名君・保科正之公の大河ドラマをつくろう」という旗が並んでる。 全国のあちらこちらで運動があるね。　お城を見た後、店に入る、椅子に座る。 お茶を飲み、何を食べるか考える。　そんな空想をさせてくれる、すばらしい城下だよ。

天文十一年(1542)、甲斐の武田信玄が上原城の諏訪頼重を攻めたとき、同族の高遠城主・高遠頼継が信玄に協力して、上原城下に火を放ちます。 しかし、信玄の報いがないため叛旗をひるがえすと、信玄は高遠城を攻め取り、山本勘助の縄張りにより新たに城を築きました。 信玄の後、勝頼が継いだ頃、高遠城主は信玄の五男・仁科盛信でした。 天正十年(1582)、信長は勝頼に攻撃をしかけ、織田信忠は高遠城へ総攻撃を開始します。　武田方はわが子を刺し殺し、敵軍へ切り込み、ついに落城するのです。 諏訪の上原城へ出陣していた武田勝頼は韮崎の新府城へ退き、高遠城の落城を知ると、新府城を捨てるのです。 『参考文献を参照』

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