高津城

島根県益田市高津町

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JR山陰本線「益田駅」から西側の高津川を渡ります。　近くの小高い山には高津城（たかつ）がありました。 ２０１０年８月、暑すぎた夏休み、山陰を地道で帰っているよ。

三泊の予定が、津和野で一泊の旅になってしまった。　暑すぎて、歩けないよ。 津和野から北へ、日本海近くまで来たよ。 ここは柿本神社、高津城跡に建立されてるよ。

丸は神社本殿の上の平坦地。 柿本神社の境内は二ノ丸、下の手水鉢のところは三ノ丸らしいよ。 津和野藩主・亀井滋政が、高津浜の松崎にあった神社を、この地に移したよ。

人麿の終焉地鴨島（高津・中須沖の日本海にあった島）に建立された神社は、万寿３年(1026)の大地震により海中に沈みました。 その時、人麿尊像が松崎に漂着、その場所に再建したそうな。 昔の人は、いろいろとしているよね。

建武３年(1336)、益田兼弘、吉川経明の連合軍により、高津長幸が守る高津城は落城しています。 その後、長幸は高津城を回復し、歴応３年(1340)８月１９日、大手口の戦いに端を発し、石見守護上野頼兼の率いる北朝方の軍勢の攻撃を受け、約６ヶ月におよぶ攻防戦のすえ、翌４年２月１８日に落城しています。 『参考文献を参照』

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