平安宮 朝堂院大極殿跡

京都府京都市中京区聚楽廻東町31-3
京都府の源氏物語

  
平安宮は大内裏とも称し、国政・儀式・年中行事などを行う宮殿や諸官衙(かんが)と天皇に関わる生活空間からなり、今日の東京の皇居と霞が関界隈に点在する役所を合わせたようなものです。

正面の朱雀門を入ると応天門をもつ朝堂院(八省院)があり、この正殿が大極殿で、平安宮最大の建物です。

 
斎宮が伊勢下向に際して、大極殿において天皇から「別れの御櫛(おぐし)」を額に挿してもらうが、「源氏物語」「賢木(さかき)」でも朱雀帝が斎宮(のちの秋好中宮:あきこのむちゅうぐう)」に別れの御櫛を挿す描写があります。

大極殿は、安元3年(1177)の大火後は再建されず、大極殿での儀式は内裏の紫宸殿へ移りました。

『現地案内を参照』

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