養父神社

兵庫県養父市養父市場840

 兵庫県の幕末史跡1
   
文久3年(1863)9月5日、農兵組立ての第1回会議が養父神社の別当所、普賢寺(現:社務所)で行われました。

この時、代官とも交流があった本田素行が農兵組立ての発起人と云われています。

中島太郎兵衛、弟・黒田興一郎十、北垣晋太郎、山崎甚兵衛、小山六郎らは農兵組立て運動に奔走しました。
  

9月19日、第2回農兵組立て会議が、高田村の中島太郎兵衛宅で行われます。

生野代官所の役人も参加、会議は解散と見せかけ、役人が帰った後、別室で挙兵の協議を行いました。

会議の結果、10月10日に生野にて挙兵することとなったのです。

『朝来市 生野義挙史跡めぐり資料を参照』