高ノ木神社

 兵庫県姫路市花田町149
国道312号線「大日交差点」から東の398号線へ、高木橋で市川を渡り、300mほどの高木公民館を北の集落に入ると高ノ木神社がありました。

  
『播磨風土記』の「飾磨郡少川里」条「高瀬村」が高木の地と推定されています。

法華山から書写山に向かう巡礼道が通り、石積山麓の北、松瀬(松ケ瀬)で渡しになっていました。

松瀬には当村はじめ九ケ村が水掛かりの花田井の樋門があります。

  
高木の村名は17世紀初頭の慶長年間に現れています。

高木三社といって、高木鞣(なめし)の祖とされる聖神(聖翁)を祀る聖神社、須佐之男命を祀る大将神社(大将軍神社)、菅原道真を祀る天満神社がありました。

石積山は「播磨鑑」には「高木古城跡」として「親方仁(御屋形陣)」の呼称を伝え、応仁の乱で播磨に入国した赤松政則が陣を構えていました。

『現地案内を参照』

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