朝日山と船つなぎ岩

  
姫路市勝原区丁には朝日山公園があり、山頂には大日寺があるよ。

戦国時代は勝城(すぐる)と呼ばれ、赤松氏幕下の福井時家が、赤松満祐の嘉吉の乱で城山城籠城の時に、ここから八十八騎で向かったそうだよ。

  
応神天皇がこの山で大法(重要な法令)を発したので大法山と云われています。

斉明天皇の時(7世紀中頃)、大倭の千代勝部(すぐるべ)らが田を開いて住み、周辺一帯は大家里や大田里と記され、古くから開けていました。

応神天皇は神功皇后の子だよね。

   
朝日山の南登り口だよ。

神功皇后が征韓の時、この大岩に船をつないだと云われています。

これより南方に縄文や弥生遺跡がある事から、附近はもっと古くから陸地であったはずで、或いはこの小川がもっと川幅があり、大津茂川から舟運した時代もあったと考えられています。

この地方の海岸地帯に神功皇后の伝承が多く、その一つと云われています。

ink 2 nk