福海寺
(足利尊氏公の石碑)

兵庫県神戸市兵庫区柳原・西柳原10-10
兵庫県の太平記史跡1 
 
JR兵庫駅から南の阪神高速下の43号線を東へ走ります。

柳原交差点で南へ曲がったところに福海寺がありました。

お寺の入口には「開基征夷大将軍足利尊氏公」の石碑があります。

足利尊氏公が新田義貞軍に追われた際、福海寺の前身である針ケ崎観音堂に避難しました。

これにより命拾いされた足利尊氏公は、康永3年(1344)報恩のため福海寺を開かせたのです。

   
尊氏や義満もたびたび訪れ足利歴代将軍の厚い崇敬を受けています。

当時は二本松(JR兵庫駅の西)にありましたが、嘉吉の乱(1441〜3年)で焼失し現在地に移されました。

柳原惣門の要所に位置しているため、兵庫城の守備の役目をしたとも考えられています。

『現地説明を参照』

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