金子山城
愛媛県新居浜市滝の宮町

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松山自動車道、「いよ西条IC」から国道11号線を東へ、「西の端交差点」から136号線を北へ走ります。

2008年8月、暑い四国は新浜、讃岐に近い。 JR予讃線を越えると「滝の宮公園」、この背後には標高80mの山頂に金子山城(かねこやま)がありました。

 
  お城はもう少し右側だったのかな、金子山古墳の所らしい。

ここは公園、よく分からないまま、アヒルを見ていたよ。
 

 


弘安五年(1282)、新居郷の地頭職として金子頼広の名が見え、暦応元年(1338)には金子康弘が細川氏の味方となって生子山城を攻略しています。

のち新居郡内では、高尾城主・石川源太夫の暗殺を機に、地頭間の派閥争いが起こり、これを鎮めたのが金子元成で、高峠城主・石川氏の配下で勢力を拡大していきました。

天正十三年(1585)、小早川隆景・吉川元長の侵入に対し、金子元宅を総大将として高尾城に籠り、金子山城には若干の留守兵が守っていました。

元宅は西条の野々市で討死、生き延びた弟・八郎ら残党が金子山城に籠り、最後の一戦を試みるのも、ついに落城となるのです。

『参考文献を参照』

 

  
  「天正之陣滝の宮口」

ここから上ると行けるのかな、山頂には城跡台と呼ばれる平坦地があるらしい。

そこが本丸で、石碑もある。

四国も沢山の争いをしていたんだね、公園でゆっくりアヒル、でも物語はびっくりするよね。