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母坪城

兵庫県丹波市柏原町母坪・氷上町稲継

舞鶴自動車道、「春日IC」から国道１７５号線を西へ走ります。

氷上町に入ると「城山トンネル」、稲継交差点の少し西には加古川、道沿いの南には標高５０ｍの母坪城（ほつぼ）があります。

山頂は２つの山からできている、南側と北側、今回は南側だよ。

でも堀切や郭は北側の山にあるみたい。

この先を行けば、あったのにね。

建武年間(1334-38)、丹波守護・仁木頼章の家臣が佐野城の支砦とし築きました。

細川晴元の家臣・赤沢景盛が在城中、篠山の八上城主・波多野晴通の攻撃を受け、天文二年(1533)の二度目の攻防で景盛は討死しています。

のち後屋城（氷上町）に属して、赤井景遠が城主となりました。

元亀・天正年間には稲継民部、稲継壱岐守が城主となるのですが、天正七年(1579)、明智光秀の丹波攻めにより落城するのです。

『参考文献を参照』

「妙見宮」

道路近くの「四ヶ村排水溝沿革碑」から山裾を少し南へ、神社の上り道があるよ。

麓の神社が妙見宮だったのかな、そこから五分ぐらいの山頂にも神社だよ。

神社の南と北には一段下がった削平地がある。

「水田」

２００５年６月、水田の向こうの少し平らになった山が向山城だよ。

おにぎり２つ慣れたかな、ノリが破けないように取り出すんだね。