舞子台場
兵庫県神戸市垂水区東舞子町

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JR舞子駅から南、明石海峡大橋の西には、舞子台場(まいこだいば)がありました。

今では明石海峡の大橋を見守っているんだね。

 
  明石海峡大橋の科学館の西側に碑や大砲があるよ。

平成19年に国史跡に指定されました。

それまでは舞子砲台跡と親しまれ、今後は「明石藩舞子台場跡」が正式な名称になるらしいよ。
 

 
幕末に外国船の侵攻に備えて、文久3年(1863)に幕府の命を受けて、勝鱗太郎(海舟)の指導のもと、明石藩が築造した砲台場です。

対岸の淡路島にある徳島藩松帆台場(国史跡)と協力して、明石海峡を通過する外国船をはさみ撃ちにしたと考えられます。

発掘調査の結果、現在の海岸護岸の石垣が当時のものであり、台場に石垣全体が埋まっていることがわかりました。

台場の型式は稜堡式(りょうほしき)と呼ばれ、石垣の平面形がW字形となる西洋の要塞を参考にして設計されています。

すべて石で積まれた例は国内には他になく、たいへん貴重なものです。

『現地案内を参照』

 

   
  この辺りの石が当時のものなのかな。

今、立っている場所の地下に埋めて保存しているとあるよ。

ここで投げ釣りをすると、テトラの石垣と思ってしまうかな。
 
  それにしてもすごい物を造ったものだ。

砲台造って150年、勝海舟が見たらびっくりするかな。

きっと日本もすてたものじゃないな。 と言いそうだね。
 

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