街の史跡　城跡探索　兵庫県のお城　曽我井城、八王子神社城、島村城、久保木城

曽我井城、八王子神社城
島村城、久保木城

兵庫県小野市復井町、　河合中町、　粟生町、　久保木町

「曽我井城（そがい）」

復井城とも呼ばれ、室町幕府の御家人・蔭山氏の居館と云われています。

「八王子神社城（はちおうじ）」

応仁の頃、この辺りは赤松政則に従った蓬莱氏の構城があったといわれ、八王子神社城も構城と関係があるかもしれないですね。

「島村城（しまむら）」　粟生町

粟生城とも呼ばれる島村城は、赤松家の幕下・粟生氏が城主です。

「久保木城（くぼき）」

元亨三年(1323)、窪木の地頭として白井定胤がみられます。

観応三年(1352)、窪木の地に八木重高の名が表れますが、いずれも詳細は分からないです。

「曽我井城」

今回の小野市はあっちに行ったり、こっちに来たりだよ。

秋、でも少し曇り。　自転車は加古川岸を北へ走る、ここは小野市の北端、青野ヶ原駅のまだ北。

東西１３０ｍ、南北１００ｍの少し高くなった所、でも囲いで入ってはだめだよ。

「八王子神社」

曽我井城のすぐ南の神社、南の河合中町の八王子神社は２つ下の写真だよ。

小野市が保存する指定樹林第１号「シイノキなど」があるよ。

「金剛寺」

神社のすぐ南、永禄３年(1560)に建てられ、千手観音を本尊としています。

境内には石造地蔵像もあり、神社とお寺も併せて曽我井城とも云われているよ。

「八王子神社城」

曽我井城から南１．５ｋｍぐらい。

思い出した、２年前の第１回目に来ているだね。

周囲の波打っているのが土塁かな、東側には上月氏の墓もあるんだよ。

「島村城」

更に南に走る、粟生駅の西側、等覚寺の南だよ。

加古川と万願寺川が合流する辺り、水田が１ｍほど高いとある。

地図を見てびっくりは、粟生駅から東へ神戸電鉄、西へは北条鉄道が走る。

神戸電鉄は三木・神戸西区を通り北区の鈴蘭台で乗り換えて鵯越を越えると長田、そして湊川だね。

「住吉神社」

国道１７５号線を北へ、「久保木町交差点」の東まで来たよ。

奥に見えるのが本殿、手前は入母屋造の能舞台だよ。

少し東には「慶雲寺遺跡」がある、でも修繕工事をしていたよ。　平安か鎌倉時代の遺跡、溝や井戸もあったらしい。

「夫婦池古墳」

７５号線を南へ少し。

五世紀頃の古墳、直径１５ｍ、高さ３ｍの円墳だよ。　その周囲には埴輪が巡らされていました。

池が真ん中から２つに分かれているから夫婦池かな、熟年ドラマの見すぎかな。

「久保木城」

池から少し西、１７５号線との中間あたり。

八幡神社の北側の四角い所と、道を隔てて東の稲荷神社あたりが城跡だよ。

八幡神社の参道が土塁、神社の南には水路があるらしい。

「円筒分水」

真ん中から溢れる水が、３つの水門へと分かれて送られる。

高校の先生が小野市だから、学生時代に２回だけ来たのは３０年前。

城跡探索を始めて、第１回目の宝探をしたのは３年前。

いよいよ最後の宝かな、東へ走るのは春先にしようかな。