土沢城
兵庫県加東市東条町大畑

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  小野市の「久保木町」から75号線を東へ走ります。

加東郡東条町に入る、間もなく東条川の南のほとりには土沢城(つちさわ)があります。

 
 

依藤氏は小野市の豊地城を拠点とし、屋口城、小田城、小沢城そして土沢城などを支城としました。

城主は依藤太郎左衛門、または土肥弥九郎と云われています。

 

 
大永六年(1526)、篠山市の八上城主・波多野稙通には柳本賢治と香西元盛の兄弟がいました。 香西元盛が細川高国の従兄弟・尹賢によって暗殺された時、柳本賢治は高国を攻め、近江に追いました。

享禄三年(1530)、三木城主・別所村治(長治の祖父)が柳本賢治の援助を受けて依藤氏を攻撃した時、依藤氏は浦上村宗の援軍により防戦し、柳本賢治は高国の被官中村助三郎により陣中で暗殺されるのです。

浦上村宗が「天王寺合戦」で戦死すると別所村治が勢力を伸ばし、依藤氏は別所氏の幕下となり、同じ別所氏幕下の土肥氏が土沢城を守りました。

『参考文献を参照』

 

  
  東条川の橋を南へ渡る、西の田んぼが広がる所だよ。

あぜ道を歩く、昔の面影はあるのかな、

田んぼの片隅には祠が一つ、面影は遠すぎた昔の影なのかな。
 

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