城山城
香川県坂出市西庄町・府中町・川津町・飯山町

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瀬戸自動車道「坂出IC」から国道11号線を東へ、まもなく国道438号線を南へ走ります。

六反地から東の189号線へ曲がり、ずいぶん上ると山頂には城山城(きやま)がありました。

2009年8月、讃岐の夏も終わりだね。 ここは古代山城、すごく高いんだよ。

 
 

かなり上ったよ標高は462m、この付近で一番高いらしい。

讃岐の朝鮮式古代山城は2つ目、最初は1日2回上ってくたくたの屋島城だよね。

山頂は平ら、礎石らしき石が沢山ある。

でも途中で築くのを止めたから、建物は無かったと云われているよ。

 

 


城山は標高462.5m、この付近における最高峰で、視野が極めて広く景勝の地です。 山腹は比較的急峻ですが、山上部は緩やかに起伏しています。

南方部の急斜面を背に北方を正面とし、山頂および西北に向かって口を開く凹地を囲むように遺構が残ります。

主として北面に城門・水口などの施設があり、石塁、土塁は断続しつつも、稜線に沿い谷を横切って続いています。

また、土塁の内側は、城山長者の伝説と関連して車道(くるまみち)と称せられ、帯状の平坦地となっています。

この車道付近の所々にホロソ石、カガミ石、マナイタ石と呼ばれる石造加工物が点在しますが、その用途は未だ分かってはいません。

築城の時期は明らかではないが、朝鮮式山城の様式を踏襲した古代山城と認められます。 また菅原道真の漢誌集「管家文章」に、城山神社と記されている古代祭祀遺跡も点在します。

所々に改変跡はありますが、よく旧規模をとどめており、古代史研究上重要な遺跡です。

『現地案内を参照』

 

  
  車道を上る途中の石塁の跡、あまり石らしいのは分からなかった。

山は北面に城門・水口、東と西には城門があるらしい。

車道には「城山長者伝説」もある。

長者が足の不自由な娘を車に乗せて、眼下に広がる瀬戸の島々や平野を見せるために、この壮大な車道を築いたという。
 
  城山神社、東南の山麓にある。

すぐ南には、崇徳上皇を祀る鼓ケ岡神社、讃岐の国庁もあるよ。

山頂への途中、水門との分かれ道。 降りに行こうと思っていたら下まで来てしまったよ。

あとで写真を見たら、なんとりっぱな水門、またまたうどん食べる理由が出来たよね。
 

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