松縄城
香川県高松市松縄町

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高松自動車道「高松中央IC」から11号線を西へ、伏石町から北へ曲がります。

1.5kmほどで松縄町交差点、その手前には松縄城(まつなわ)がありました。

2009年5月、緑きれいな季節は讃岐。 宮脇氏のお城だったんだね、感動。

 
 

栗林公園の東、楠川城から南南東、熊野神社だよ。

元久・承元年間(1204-10)、紀州の熊野清光が三木郡田中村から山田郡十河村、ここ松縄村に移住したのが始まりです。

神社の丘の周辺がお城、代々宮脇氏が居城したんだ。

宮脇俊三氏の著書「平安鎌倉史紀行」の中で、讃岐出身とあったような、関係があるのかな。

 

 


応仁二年(1468)、宮脇長貞が紀伊から讃岐に移り住み、野原荘・太田荘を領有、松縄城に居城しています。

宮脇氏は香西氏に属し、天正の頃には宮脇兵庫頭の娘が、香西伊賀守の家臣・植松備後に嫁ぎ、香西氏・植松氏・宮脇氏のつながりが深くなったと云われています。

『参考文献を参照』

 

  
  宮脇氏は、紀伊熊野の海賊を率いた新宮別当湛増の子孫とも云われ、佐料城の香西氏に属していたんだ。

また戦国末期、宮脇長門守又兵衛は、信長、秀吉に仕えて軍功をあげたそうです。

この神社、元亀・天正の戦乱では社殿も壊れたのを生駒正俊が再興しています。

今回は香西氏の話はパス、東の木太城へ向かうよ。
 

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