鷺井城
香川県善通寺吉原町

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高松自動車「善通寺IC」から国道11号線を南西へ、自動車道の下をくぐるあたりで南へ曲がります。

まもなくJAと吉原小学校、その西側には鷺井城(さぎい)がありました。

2009年6月、季節は梅雨。 水に映る空、田植えの季節だね。

 
 

領主・香川信景の子松之助頼景が目を患った時、家臣・詫間大炊がこの泉のことを告げました。

さっそう鷺の井で洗眼したら、忽ち治ったという物語がある。

お城は向こうの神社、田植えが始まるね、苗を運ぶ姿が映ってるよ。

 

 


古い資料には、二重の濠を持つ前方後円墳として紹介されていましたが、平成5年の調査で、周囲に広大な周庭部を有する二段築の円墳であることが判明しました。

古墳の直径は42m、周庭部まで含めると78mで県下で最大級です。

また二重の濠に見える古墳の南側は、戦国時代に築かれた土塁と濠である可能性が高く、他にも随所に改変の痕跡が確認されています。

四国を代表する山城跡「天霧城跡」を間近に望む立地から、砦として手を加え、使用されたものと考えられています。

『現地案内を参照』

 

  
 

青龍神社(鷺井神社)、鳥居が古い、時代を物語るよ。

北側の濠部分には、珍しい片葉の葦が自生しているという。

田んぼの畦、歩くと北に見えるは天霧城、大きく削られている。

水田に映る姿は大きすぎ、水面には入りきらないお城なんだね。

 

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