上林城
京都府綾部市八津合町

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  綾部市街から国道27号線を東へ、山家から1号線を北へ走ります。

ひたすら山合の道、51号線と分かれる2kmほど手前の東側、標高210m(比高60m)の山頂には上林城(かんばやし)がありました。

 
  上林川、藤懸陣屋時代の大手橋を渡ると目の前の山だよ。

生貫山城(せいかんざん)とも言う、地図では古城山と書いている。

ここは清和源氏赤井氏の流れという上林氏のお城だね。

赤井氏といえば、丹波の黒井城、光秀で攻められたのかな。
 

 
上林城は戦国時代の土豪・上林下総守の居城であったところで、慶長六年(1601)からは藤懸永勝が陣屋をおきました。

藤懸氏はこれから明治廃藩(1869)まで、上林地域を中心に何鹿郡内二十二ケ村を支配します。 陣屋下には小さい城下町ができ、上林川には大手橋が架けられました。

今回、自然休暇村事業の実施にともない、昭和五十三年から五十五にかけて、中世山城遺跡として、全面調査を行いました。

その結果、建物遺構や石垣・堀などと土師質の皿、陶磁器、石製品、金属製品が数多く出土しました。

これらにより中世山城のようすや、当時の暮らしぶりをしのぶことができます。

『現地案内を参照』

 

  
  橋のたもとに車を置いて上る、でも山荘まで来れたんだ。

頂上まで一気に上れると、途中は恐い崖もある。

井戸跡を見て、水道局の小屋を見て、本丸へと続く。

小さな社、その背後には郭がしっかりと残るよ。

蛍の季節、春過ぎた頃、もう一度走りたいよね。
 

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