男山城
京都府八幡市八幡

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  大阪と京都の境界、JR東海道本線「山崎駅」から淀川を渡ると、男山城(おとこやま)がありました。

2008年12月、京都。 南北朝時代の争いの地だったんだ。

 
  南は生駒山と連なり、北は木津・宇治・桂の三川が合流し淀川になる。

淀川を挟んで対岸には、大山崎天王山の山崎城が見えます。

岩清水八幡宮が鎮座するこの地は、京都・大阪・奈良を結ぶ水陸交通・政治・経済・軍事上の要衝として重要であった。
 

 
文和元年、正平7年(1352)、足利尊氏が直義を毒殺したと云われる頃、南朝の後村上天皇は、男山に陣を置くと、楠木正儀・北畠顕能の軍は、京都の北朝方・足利義詮の軍勢を破ります。

京都に残された北朝の光厳上皇・光明上皇・崇光上皇と廃太子直仁親王は捕らえられ、男山に移され、やがて楠木氏の本拠である河内国に送られました。

しかし、足利義詮は、再び京都を奪還し、南朝方の軍勢が男山に退くと、足利勢の攻撃を受けて落城したのです。

『参考文献を参照』

 

  
  北側のケーブルカーでも上れるけど、南側から来ました。

境内には、楠木正成ゆかりの楠。

480基もの石灯龍、これがすごい。

そして発明王トーマス・エジソンの記念碑があるよ。

白熱電球のフィラメントに石清水の竹を使ったんだ、これもすごい。
 

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