鈎陣屋
滋賀県栗東市栗東町上鈎

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  京都山科、長いトンネルを抜けると琵琶湖。

琵琶湖一周シリーズの10日目、琵琶湖の東、草津〜栗東までかな。

JR栗東駅の東1.5kmぐらい、新幹線を越えた南、永正寺が鈎陣屋(まがりの)です。

 
  東の六地蔵から歩いて来た、草津線の傍だよ。

足利義尚公陣所跡とある、今日は法事かな。

義尚は室町幕府九代将軍、長享元年(1487)から三年間ここに居たんだ。

なぜ居たのかな。
 

 


寛永6年(1465)、足利義政と日野富子の長男としてに生まれのが義尚、文明5年(1473)には将軍に就任しています。

応仁の乱で諸国が乱れ、将軍の権威が失墜する中での就任でした。 この乱で、近江守護・六角高頼は西軍山名宗全に付き、乱後は戦国大名として勢力を持ち公家・神社・奉公衆(将軍直轄軍)領を侵略し始めます。

長享元年、足利義尚は高頼征伐のため、細川政元・武田国信・富樫政親らを率いて出陣、構えたのが鈎陣屋です。(長享・延徳の乱)

『参考文献を参照』

 

  
  「草津線」

草津駅から東海道を南東へ走る、こんもりした木々の所が陣屋だよ。

途中、甲賀駅を通り三重県伊賀の柘植で関西本線と合流するんだ。

琵琶湖一周を終えたら、東海道の旅かな。

北の越前にも行きたいし、歩くシリーズの終着駅はどこなのかな。
 

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