三田村館
滋賀県長浜市三田町

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  琵琶湖一周シリーズの23日目、琵琶湖の東、長浜〜虎姫までかな。

JR長浜駅から東の国道8号線へ、北へ歩いて川崎町から37号線をひたすら東、国道365号線を北へ歩くと三田の集落の中に三田村氏館があります。

 
  姉川の古戦場跡から三田の集落に入る、伝正寺が館跡になっているよ。

思わず、すごい。 これが館跡とはと思うよ。
 

 
三田村氏は京極氏の被官で、江北を支配した近江守護・京極高清に仕えて戦功をあげています。

のち江北で浅井氏が勢力を持つと、三田村氏の一族で争いが生じます。

大永5年(1525)、六角定頼が江北に侵入した際に、三田村氏一族は分裂し、浅井氏に従うようになりました。

元亀元年(1570)、三田村左衛門は姉川の合戦で横山城を守っていたのですが、信長の攻撃により小谷城へ撤退します。

天正元年(1573)、小谷城が落ちた時、秀吉を通じて信長に降るも受け入れられず、一族ともに処刑されるのです。

『近江の山城 ベスト50を歩く』より

 

  
  お寺の周囲に残る土塁、これがすごいんだ。

周囲の一辺が60m、思わず「えー」と声を出して感激してしまう。
 
  姉川の古戦場は2ヶ所あるよ、もっとあるのかな。

橋の近くと、その西のここだね。

織田・浅井氏では「野村合戦」、朝倉方では「三田村合戦」と言っていた。

姉川は徳川方が付けたらしいよ、この風景の中で走り倒れ、想像もできないぐらいの舞台跡なんだよね。