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西宿城

滋賀県近江八幡市西宿町

京都山科、長いトンネルを抜けると琵琶湖。

琵琶湖一周シリーズの１５日目、琵琶湖の東、近江八幡～安土までだよ。

JR近江八幡駅から東へ歩く、国道８号線を北へ、近江鉄道「武佐駅」南には西宿城（にしじゅく）がありました。

伊庭家は近江守護・佐々木家の流れをくむ名家だね。

もうすぐ北では、六角氏や伊庭氏が沢山登場してくるんだ。

ここは広い屋敷跡、山裾あたりが土塁の跡かな。

屋敷は中山道沿いに長屋門を構え、広大な屋敷であったが、近年建物は解体され、楠だけが往時を偲ばせています。

弘化四年(1847)、伊庭貞剛は生まれ、１５歳で児島一郎の道場で剣術を学び、にち尊王家西川吉輔の門に入りました。

明治元年(1868)、西川吉輔に招かれて上京、京都御所警備隊士になり、その後は北海道函館裁判所に勤務。

のち住友に入り、４３歳のときに、衆議院議員になります。

住友が行った四国・別子銅山での環境破壊に対し、山に木が無くなった時、植林を始める。

その材木が住友林業へとつながっていくんだよ。

『参考文献を参照』

事業の進歩発展に最も害するものは、

　　　青年の過失ではなく、
　　　老人の跋扈（ばっこ）である

と名言。

跋扈、難しい言葉だね。　ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、らしい。

そろそろ気をつけないといけないよね。