小倉城
滋賀県東近江市一式町

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  名神高速道路「八日市IC」から国道421号線を東へ、御園交差点から北の307号線を走ります。

妹南から東へ曲がり3kmほど走ると、北側の集落の背後には小倉城(おぐら)がありました。

2009年6月、梅雨の晴れ間。 かっこいいモニュメント、りっぱな碑があるよ。

 
 

東の山上陣屋から高野城はどこかなと見渡しながら走る、車だとすぐだよ。

集落の西側を北へ進み、お城は裏から入る。

立派な碑と案内がある、東側には堀切らしき上り道。

碑は小倉氏の子孫の方々の手により建てられたんだよ。

 

 


小倉城は、承暦年代に清和源氏の後裔・小倉景実が、背後に鈴鹿山脈を擁し、眼下に愛知川を望む天然の要害に築いた城塞で、東は千手川より西へ約二坪の間、断崖に臨んで本丸・武家屋敷・土塁・遠見櫓・外塀などがあり、下には田畑に囲まれた小倉の城下町が開けていました。

以来約五百年間、小倉氏は次第に勢力を増し、愛知・神崎・蒲生三郡の東部を領し、二十一の出城を構え、佐々木氏・蒲生氏の隣強と雄を競っていました。

永禄年間(1558-70)、小倉氏族の間に内乱が起こり、第十七代城主・良秀は敗れて城は焼亡、同族は各地に散逸するのです。

『現地案内を参照』

 

  
  お城の中へは入らなかった、でも空堀や土塁が想像できる。

小倉集落の南の道沿い、なかなかのモニュメント、かっこいいよ。

そういえば、東の山上城の碑には「小倉山上城」とある。

調べてみると蒲生郡日野町の佐久良城も小倉氏のお城なんだ、行かなくてはね。
 

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