大西城
徳島県三好市池田町上野

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高松自動車道・徳島自動車道を走り「井川池田IC」で降ります。

国道32号線を少し西へ、吉野川の南の高台には、大西城(おおにし)があります。

2005年8月は阿波の国、徳島県も始めてだね。 三好氏、ここまで来たら、もっと知りたくなるんだよ。

 
  阿波の西の端だから、大西と呼ばれています。

丁度、四国の阿波・讃岐・伊予・土佐との境界、まさに重要な拠点だったんだよ。

阿波国要所の九城はどこかな、また調べてみるよ。
 

 


大西城は、承久三年(1221)阿波の守護として信濃の深志(現在の長野県)から来た小笠原長清によって築かれ、四百年余り繁栄するのですが、寛永十五年(1638)江戸幕府の一国一城制により廃城になりました。

この石垣の積み方は野づら積みと言われるもので、昭和五十四年幼稚園改築の際、北側に埋蔵して保存し、東側はコンクリートの下から一部観察できるようにしました。

『現地案内を参照』

 

  
  甲子園で名高い池田高校の前、「ふるさと歩道」を東に歩くと幼稚園、建物の下には当時の石垣があるよ。

最近、大阪の芥川山城へ行った。

この地の子孫・三好長慶も居城し、大阪や摂津で政権を握っていく大きな山城だった。
 
城郭並木
  石垣があるすぐ南の通りだよ。 並木の道、沢山の高校球児がランニングしていたのかな。

当時のお城の面影は、一部の空堀と諏訪神社、そしてこの並木だけとある。

夏の日差しは、雲にさえぎられ、山合いの吉野川も静かな流れだよ。

秋色が染まる吉野川、もっと三好氏のこと教えてくれるかな。

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