安徳宮 (安徳帝内裏址伝説地)
兵庫県神戸市須磨区一の谷町
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JR須磨駅から2号線を西へ、「一ノ谷戦い濱碑」を過ぎてすぐ、北へ上ります。

細くて勾配が急な坂を上ると安徳宮がありました。

 
  源平の戦いで源氏に追われた安徳帝は、平家一門に奉じられて西走の途中、一ノ谷に内裏を置かれたと云われています。

この地に安徳帝のご冥福を祈るために祀られたのが安徳宮です。

安徳帝は寿永4年(1185)、下関壇ノ浦の戦にて祖母二位の尼(平清盛の妻・建礼門院の母)に抱かれ、八歳で海中に身を投げられたのです。
  
  安徳帝は平家物語にあるように「海の下にも都があります」

との祖母二位の尼の言葉と共に千尋の底へ鎮まれました。

海の下の都とは、龍宮であって、龍宮の主は龍神であり、安徳帝の御守護神であると云われています。

ここ安徳宮には真理胡弁才天(龍神)も祀られているのです。

『現地説明を参照』
  
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