２００ｍほどの道の東側には願成寺、このお寺には平通盛のお墓がありました。
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平通盛（みちもり）は、平清盛の異母弟である平教盛の嫡男です。 平通盛は小宰相（こざいしょう）が１６歳の時、法勝寺のお花見で初めて見て、一目ぼれをしました。 しかし和歌や恋文を贈るも３年間返事がありませんでした。 ついに上西門院の仲立ちで、通盛と小宰相は結ばれたのです。 |
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通盛は一ノ谷の戦いで弟教経とともに山の手に陣を構え、戦いの前日に小宰相を呼んで別れを惜しみました。 翌日、義経に急襲され、平氏は海に向かって敗走、通盛は湊川の辺りで佐々木俊綱に討たれました。 小宰相は屋島に逃れる途中、夫の死を知り入水するのです。 今では、通盛と小宰相局の供養塔は寄り添いひっそりと眠っています。 |
