俊成社
京都府京都市下京区小路通五条下ル本塩竈町529
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京都府の源平史跡1
平安時代(794-1185)末期から鎌倉時代(1185-1333)初期にかけ、当代の歌人といわれた藤原俊成卿を祀っています。
元久元年(1204)11月30日、91歳の天寿を全うした後、町民が民家の裏に祀ったと云われています。
俊成卿の本邸宅は、五條大路(現在の松原通)の烏丸小路から室町小路に及び、そのため卿は五條三位と呼ばれていました。
寿永2年(1183)、「千載和歌集」を選集せよとの後白河院の院宜が、俊成卿に伝えられ、時あたかも木曾義仲が延暦寺に入ったとの報に、平家公達の都落ちが始まりました。
平清盛の弟・平忠度も、鳥羽のあたりまで落ちていましたが、どうしても自らの秀歌から一首でも、この「千載和歌集」に採歌してほしいとの思いを抑え切れず、俊成卿の五條の家まで引き返し、秀歌の巻物を差し出したと云われています。
『現地案内を参照』
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