長講堂
京都府京都市下京区富小路通六条下る本塩竈町529
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  寿永2年(1183)頃、後白河法皇(1127-92)が晩年を過ごした院御所「六条殿」内に建立した持仏堂が当寺の起こりです。

後白河天皇は、譲位して上皇となってからも三十余年にわたって院政を行い、嘉応元年(1169)には仏門に入り法皇となりました。

後白河法皇は莫大な寺領を長講堂に寄進してその経済的基礎を築きます。
  
  法皇が没する直前、長講堂とその所領を寵愛していた第六皇女である丹後局の子・宜陽門院覲子内親王(せいようもんいんきんしないしんのう)に譲ります。

その後、第八十九代後深草天皇に譲与され、以降いわゆる持明院統によって相続されました。

本堂には後白河法皇の臨終仏である本尊の阿弥陀三尊像が祀られています。

『現地案内を参照』
  
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