義経 烏帽子掛けの松
滋賀県蒲生郡竜王町鏡1289
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  承安4年(1174)3月3日、鏡の宿で元服した牛若丸は、この松枝に烏帽子を掛け鏡神社へ参拝し、源義経と名乗りをあげ源氏の再興と武運長久を祈願しました。

明治6年(1873)10月3日、台風により折損したため、幹の部分を残して保存し後世に伝えています。
  
  義経らが宿泊した白木屋の近く、烏帽子を折る烏帽子屋五郎大夫に源氏の左折れの烏帽子を依頼します。

牛若は烏帽子の代金として、自分の刀を烏帽子屋に与えました。

烏帽子屋の妻は義朝の家臣・鎌田兵部衛正清の妹で、平治の乱で正清が命を落としていることから、刀を牛若に返すのです。
  
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