小宰相局の墓
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦土佐泊
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徳島県の源平史跡
鳴門大橋を四国側へ渡り、鳴門北ICから11号線を南へ走ります。 トンネルを抜けてすぐ南側の道へ、200mほどの小高い所に小宰相局の墓(こさいしょうつぼね)がありました。
平通盛(みちもり)は、平清盛の異母弟である平教盛の嫡男で、小宰相が16歳の時、法勝寺のお花見で一目ぼれをしました。
寿永3年(1184)2月、平家の大将平通盛の恋女房・小宰相局は、一族とともに摂津の一の谷から讃岐の屋島へ落ちていきました。
途中、愛する夫が源氏のため一の谷において討ち死にしたと聞き、亡き夫への思慕のあまり小鳴門の海に身を投じて十九の花を散らします。
付近の人々は、この薄命にそぞろ哀れを感じあつく霊をとむらいました。
道沿いの案内、ここから階段を上る、海が見える所にお墓があるよ。
お墓の場所に小宰相局の晴衣をかけたと伝えられる衣懸(きぬかけ)の松がありました。
小宰相局は懐妊の身であったので、子のない婦人がこの墓に祈れば効験があると云われています。
『現地案内を参照』
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