粒坐天照神社(いいぼにますあまてらす)
兵庫県たつの市龍野町日山463
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  推古天皇2年(594)、当地の有力者が神託を受け、的場山(台山)の頂に祠を建て、農業の守護神天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)を祀ったのが始まりです。

その時、一粒の稲の種と水田を授かり、これを耕作したところ大豊作となり、一粒万陪したと云われています。

以後、この土地はイイボ(粒、揖保、飯穂)の郡と呼ばれる穀倉地帯となりました。
  
  播磨風土記では、播磨を平定した伊和大神、そこへ新羅国の皇子天日槍(あめのひぼこ)がやってきて、伊和大神に宿としての土地を求めます。

伊和大神はそっけなく海の中に宿ることを許すと、天日槍は剣で海をかき回し、できた島に宿ることで、伊和大神に戦う意志を示したのです。

伊和大神は、揖保川上流を平定してから戦おうと考え、 川を上る途中、あわてて食事をしたのでご飯粒が口にうまく入らず、散らばってしまい、そこを粒(いいぼ)の丘と呼びました。

『現地案内&参考文献を参』
  
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