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摂津の堺に祀られた住吉大神が、あるとき「播磨の国に渡り住む、藤の枝の流れ着いたところに我をいわい祀れ」とお告げを出されました。
そこで藤の大枝を切って海に浮かべた藤は、当地方に流れ着いたので、明石郡魚次浜一処(現在の魚住町と大久保町南部)を神領地と定められて当神社がお祀りされました。
藤は住吉大神の神木であります。 |
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神功皇后により摂津国住吉に御鎮祭せられました住吉神社は、「吾が居住はむと欲りする処は播磨国に渡り住はむ」と御神宣(おつげ)を出されました。
そこで神功皇后が新羅御遠征の時、当地に御滞拍になられ、神籬(ひもろぎ:神事をとりおこなう際、臨時に神を招請するため、室内や庭に榊(さかき)を立て、
しめ縄を張って神聖なところとする)をたてて海上平穏を祈願されたゆかりの地に、雄略天皇の八年(464)勧請して御祭祀されました。
『現地案内を参照』 |
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