篠村八幡宮
京都府亀岡市篠町篠八幡
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  主祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと、応神天皇)で、合祀神は仲哀天皇、神功皇后です。

延久3年(1071)、後三條天皇の勅宜により、源頼義が河内邦(現:大阪府羽曳野)の誉田八幡宮から勧請し創建しました。

源頼義から十代末裔の足利尊氏は、元弘3年(1333)、戦勝祈願の願文を奉じて10日間滞在し、のち六波羅探題を滅ぼし建武中興のきっかけを掴みました。
  
  建武3年(1336)、後醍醐天皇と決別した後、一旦占拠した京都攻防戦で敗れ、この神社で敗残の味方の兵を集め、再起を祈願して九州へ逃れました。

一ヶ月で九州全土を平定し、東上して湊川の合戦で勝利し、室町幕府を開くのです。

これは「矢塚」です。 願文とともに鏑矢を供え、多くの武将も続けて供えて埋納した場所と云われています。
  
  旗立楊(はたたてやなぎ)

高氏が味方の武将に所在を知らせるため「二引両」の家紋が入った旗を掲げた楊です。

この旗印は「源氏の白旗」だったのです。

『現地案内を参照』
  
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