宇治上神社
京都府宇治市宇治山田59
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  宇治上神社は、明治維新までは隣接する宇治神社と二社一体で、それぞれ、離宮上社、離宮下社と呼ばれていました。

祭神は宇治神社の祭神でもある悲運の皇子・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)のほか、父の応神天皇と兄の仁徳天皇を祀っています。
  
  すぐ北の宇治橋の北側には、菟道稚郎子尊宇治墓があります。

菟道稚郎子は2人の兄を差し置いて皇太子に立てられました。

応神天皇が崩御されると、兄の仁徳天皇と菟道稚郎子は互いに皇位を譲り合い、菟道稚郎子は3年間宇治の離宮で隠棲、3年後に世を去り兄に皇位を譲りました。
  
  本殿は平安時代後期の神社建築としては最古のものに属する建築物で、一間社流造の内殿三棟を左右一列に並べ、後世これらに共通の覆屋(おおいや)をかけたものです。

また身舎の扉には、建立当時の絵画が遺されています。

なお境内に沸き出ている桐原水は、宇治七名水の一つとされています。

『現地案内&Wikipediaを参照』
  
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