売沼神社(めぬま)
鳥取県鳥取市河原町曳田
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  祭神は八上姫命(やかみひめのみこと)です。

出雲国の大国主神(おおくにぬしのかみ)をお妃になさろうとして、この因幡国にお出になりました。

途中で白兎の難をお救いになり、この白兎神の仲介で八上姫命と首尾よく御結婚になりました。
  
  神社の「手抱き狛犬」です。 本殿前には、かわいい狛犬もいます。

八十神の求婚を断り、従者のように扱われていた末弟の大国主命を見出したことから、物事の本質を見極める目と決断力を持った賢い女性であったといえます。

この地は弥生時代後期に、曳田川に沿って上陸し、築いた豪族館の跡と推測され、この豪族から絶世の美女・八上神が誕生しました。
    
  伝承では、霊力を持って因幡の国を統治したシャーマン的要素をもち、勇猛果敢な鬼退治や、愛情深い子育てなど様々な顔を持つ神秘の女神と云われています。

対岸山麓にある八上姫の墓と伝わる獄古墳(前方後円墳)は、古代ロマンが今も息づいているのです。

『現地案内を参照』
  
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