壇場山古墳(だんじょうざん)
兵庫県姫路市御国野町国分寺
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兵庫の古墳めぐり
壇場山古墳は5世紀前半に築かれた前方後円墳です。 墳丘の全長は約143mで、県下第2位(現在は3位)、西播磨では最大規模を誇ります。
墳丘は三段築成で、周濠をめぐらし、部分的に周堤が残ります。
後円部墳頂には縄掛け突起を有する竜山石製長持形石棺の蓋の一部が露出しています。
墳丘上では円筒埴輪をはじめ、家形・盾形・短甲形などの形象埴輪も採集されています。
壇場山古墳の墳形は、大阪府仲津山古墳の約2分の1の相似形となっており、畿内政権との密接なつながりをうかがわせています。
周囲にはかつて数基の陪塚があったとされますが、現在では櫛之堂古墳、林堂東塚古墳の2基が残るのみです。
また北西には1辺約60mの方墳、山之越古墳があります。
『現地案内を参照』
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