五色塚古墳(ごしきづか)
兵庫県神戸市垂水区五色山4-1-22
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  兵庫県下最大の前方後円墳で、墳丘の全長194m、後円部の高さ18.8mです。

周囲は深い濠と、今は見ることができませんが、浅い濠で二重に囲まれています。

墳丘は三段に築かれ、下段の斜面には古墳付近で集めた小さな石を葺き、中段と上段の斜面には淡路島から運ばれた大きな石を葺いています。
  
  墳頂と各段の平坦面には鰭付円筒埴輪(ひれつきえんとうはにわ)・鰭付朝顔形埴輪(ひれつきあさがおがたはにわ)をめぐらせ、およそ2,200本立てられていたと推定されています。

濠の中には東西のくびれ部付近に方形マウンド(島状遺構)が造られているほか、円筒棺を埋めたマウウンドもありました。
  
    五色塚古墳は後円部にあると考えられる埋葬施設などの発掘調査はおこなっていません。

古墳が造られた時期を推定する材料は少ないのですが、埴輪の形などからみて4世紀後半ごろ、明石海峡とその周辺を支配していた豪族のお墓と考えられています。

夏の夜、後円部で盆踊り、神戸の夜景と明石大橋、最高の古墳だよね。

『現地案内を参照』
  
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