雲部車塚古墳(くもべくるまづか)
兵庫県丹波篠山市東本荘782
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  5世紀初頭(古墳時代中期)に築造された前方後円墳です。

墳丘は全長140m、後円部径は80m、高さ12mで兵庫県で2番目の規模をもちます。

周囲には、周庭帯(しゅうていたい)と呼ばれる外堤の痕跡が認められ、南北に2基の陪塚が配置され、非常に整った前方後円墳として知られています。
  
  明治29年(1896)、後円部より竪穴式石室が発見され、内部に長持形石棺が納められ、朱が塗られている様子が明らかになりました。

出土遺物には、甲冑類や刀や槍などの武器類など多くの鉄製品が見つかりました。

当古墳は、丹波地方最大の前方後円墳であり、貴重な遺跡と云われています。

『現地案内を参照』
  
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