黒石山古墳(くろいしやま)
兵庫県加東市河高355-20
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  11基の円墳で構成され、工業団地造成による3基が調査され、8期が公園内に保存されています。

12号墳が最古のもので5世紀後半、粘土槨(かく)と木棺直葬の3主体が検出されています。

8号墳はほぼ同時期の所産と考えられ、11号墳は6世紀中葉の造墓で、横穴式石室と木棺直葬墓が共伴するという特異な古墳です。
  
  古墳の造墓が活発化する7世紀初頭には、横穴式石室をもつ10号墳が築かれるほか、2〜5号墳、9号墳の造墓もみられます。

そのほか、5世紀後半頃の方墳2基と、円墳2基から構成される妙見山古墳も工業団地内にあります。

これらの古墳群は、青野ケ原台地と加古川に挟まれた沖積平野に点在する河高・上ノ池遺跡、河高・平田遺跡などで生活を営んだ先人の貴重な文化遺産と云われています。

『現地案内を参照』
  
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