黒岡神社古墳
兵庫県揖保郡太子町太田917
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  黒岡神社の境内にあり、古墳時代後期の円墳で、直径15m、高さ5.3m、墳丘の保存状態も良く、主体部は右片袖の横穴式石室です。

玄室(げんしつ)の内部には、組合せ式石棺がおさめられています。

また石室の入口の「藤原貞国掾塚(じょうづか)」と刻まれた石は、家型石棺の蓋、その右は石棺の底石で、いずれも高砂の竜山石系の石で造られています。
  
  奈良時代の天平宝字8年(764)、新羅が海路家島へ攻め込んだとき、朝廷は鉄の的をも射通すという藤原貞国に征夷大将軍を任じます。

貞国は新羅軍を撃ち破った功績により、飾磨・揖保・宍粟・佐用・赤穂の大領(郡の長官)にあり、太田郷に住んだと云われています。

『現地案内を参照』
  
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