幣塚古墳(ぬさづか)
兵庫県明石市魚住町清水1275-1
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兵庫の古墳めぐり
瀬戸川東岸の段丘突端部に立地する直径34m、高さ4mの市内で最大の円墳です。
1992年、古墳の南西斜面部を発掘調査した際、墳丘裾部より鰭付円筒埴輪(ひれつきえんとうはにわ)、鰭付朝顔形埴輪が合計21基見つかりました。
出土した埴輪は神戸市五色塚古墳のものと特徴が一致しており、同じ工人により制作されたと考えられています。
幣塚古墳は、旧明石郡の西の境界部に立地しており、4世紀後半に五色塚古墳の被葬者と深いかかわりを持った当地の有力者が葬られた古墳と云われています。
今回、「幣」を「ぬさ」と読むことを知り、その意味は「神道における神への供え物、貢物」とあり、紙幣の意味合いが分かったような気がしました。
『現地案内を参照』
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