大歳山遺跡
兵庫県神戸市垂水区西舞子4-22
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  古墳時代後期(6世紀)に造られた、全長約37m、前方部幅約13m、後円部直径約22mの前方後円墳です。

後円部の中央には南西方向が開口部と考えられる横穴式石室がありました。

古墳上とその周辺からは、須恵器の坏(つき)、高坏(たかつき)、甕(かめ)などが出土し、また壷に小さな人形を貼り付けた装飾付壷も出土しています。
  
  すぐ東側の丘陵最高所だったところには、埋葬施設が竪穴式石室の可能性のある直径20mの円墳(大歳山1号墳)がありました。

またその東には古墳時代前期(4世紀ごろ)に造られた粘土槨(ねんどかく)を埋葬施設とする小さな古墳があり、小型の青銅鏡や石釧(いしくしろ)、勾玉、管玉(くだたま)、ガラス小玉などが出土しています。

『現地案内を参照』
  
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