新宮宮内遺跡(しんぐうみやうち)
兵庫県たつの市新宮町新宮343
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  弥生時代中期を中心とする縄文から平安時代の複合遺跡です。

発掘調査で、竪穴住居が約60棟、溝、円形周溝墓(えんけいしゅうこうぼ)、方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)が見つかっています。

弥生時代の人々は、ここにムラをつくり、このような建物に住んで生活をしていました。
  
  20基をこす土壙墓群(どこうぼぐん)が見つかり、中でもT-11と呼ばれる墓の底面には木棺を据えた痕が残っています。

サヌカイト製の石鏃(せきぞく)19点が出土し、被葬者の胴から大腿部に打ち込まれていました。

おそらく集団の先頭に立って戦い、壮絶な最後をとげた弥生戦士が仲間に連れ戻してもらい、丁重に葬られたと云われています。

『現地案内を参照』
  
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