焼山古墳群(やけやま)
兵庫県小野市垂井町・二葉町
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  かつては200基以上の古墳が存在していましたが、第二次世界大戦後の農地開墾などにより、次々と失われました。

保存運動により15基が保存され、さらに保存できない11基を発掘調査をし、直径20m前後の後期古墳に十文字に土手を残して掘り下げていく四分割法が初めて導入され、以後、後期古墳の調査に影響を与えています。

人を葬った主体部は、盛り土をした墳丘上に穴を掘り、その穴に木棺を直接納めた木棺直葬と呼ばれるものです。
  
  一つの古墳に一つだけではなく、いくつかの木棺が納められ、当時の有力者とその家族が、同じ古墳に葬られたと考えられています。

主体部からは、玉、金環、刀、馬具、勾玉、土器などが副葬品として多数出土しています。

これらの出土品から6世紀初めに築造がはじまり、7世紀初頭までの約100年にわたって古墳が造り続けられたことがわかります。

『現地案内を参照』
  
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