王塚古墳
兵庫県神戸市西区王塚台3
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  明石川右岸の段丘上に造られた前方後円墳で、この付近では五色塚古墳に次ぐ大きさです。

墳丘全長74m、後円部直径44m、前方部前端幅約42mで、墳丘と相似形の濠をめぐらし、三段築成の可能性が考えられています。

出土した円筒埴輪や壷形埴輪・朝顔埴輪・盾形埴輪などから、5世紀前半に造られたことがわかり、斜面の葺石は、明石川で採石されたと考えられています。
  
  この古墳は、第29代・欽明天皇の皇女舎人姫王(とねりのひめおおきみの墓に比定されています。

舎人姫王は、第31代・用明天皇の皇子・当麻皇子の妃となり、推古天皇11年(603)に当麻皇子が新羅将軍として出征に付き従い、その途中の播磨の赤石(明石)で亡くなり、明石の「檜笠岡の上」に葬られたのが、この玉津稜墓参考地と云われています。

『現地案内&Wikipediaを参照』
  
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