正覚寺
福井県越前市京町2-1-8
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  南北朝時代、当時の越前守護職・斯波高経(たかつね)は、新善光寺城を築き、この地を統治するも、新田義貞との戦いにより町は焼け城も陥落しました。

貞治5年(1366)、良如上人が新善光寺城の跡地に開いたのが正覚寺で、浄土宗で本尊は阿弥陀如来です。
  
  堂宇は慶安・宝暦・嘉永の3回火災に遭い、現在の本堂は安政元年(1854)の建造です。

墓地には、初代領主・本多富正の養子、福井初代藩主・結城秀康の四男吉松丸が葬られています。
  
  城跡の名残りが境内の北・西側の土塁の濠の跡に見られます。

また山門は江戸時代の領主・本多家の旧府中城の門をここへ移築したもので、屋根が笏谷石(しゃくだにいし)で造られているのが特徴です。

『現地案内を参照』
    
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