鶴林寺
兵庫県加古川市加古川町北在家424
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  鶴林寺は聖徳太子の草創と伝わる天台宗の寺院、播磨の法隆寺とも云われる古刹です。

崇峻天皇2年(589)、物部守屋の難をのがれて隠棲していた高麗(こま)の僧・恵便法師(えべん)のため、聖徳太子が秦の川勝(秦河勝)に命じて太子堂を建立、尺迦三尊四天王を祀り四天王寺聖霊院と名づけたのが始まりです。
  
  その後、養老2年(718)、元正天皇のとき武蔵国の大守・大目身人部春則(おおめみひとべのはるのり)が、太子の偉徳顕彰のため七堂伽藍を建立しました。

何故に聖徳太子が播磨と思う。

太子は法華経を講義し、その功績で推古天皇から播磨国の水田百町を得たことから、聖徳太子が播磨との関わりがあったと云われています。
  
  平安時代の壁画が見つかった県下最古の木造建築物、国宝「太子堂」です。

泥棒が盗み出し壊そうとしたら「アイタタ」という声が聞こえたため、改心したと伝えられている「金銅聖観音像(あいたた観音)」など、多くん仏教美術が残されています。

戦国時代、姫路の圓教寺は戦火に巻き込まれましたが、姫路の黒田官兵衛は信長に付いたため、戦いに巻き込まれずに現存しているそうです。
    
  今日は新年の始まりを告げる修正会(しゅしょうえ)鬼追い式です。

天徳時代(957−961)に始まったと云われ、国土安穏や五穀豊穣を祈ります。

参拝者が沢山、本堂から落ちそう、そろそろ始まりそう。
    
  小学生4人の子鬼が、柳のつえで本堂の床をコツコツ。

たいまつと斧を持った赤鬼、矛を持った青鬼が参拝者を脅す。

「あっちへいけ」と鬼を追う。 鬼の後ろを持って誘導する係の人も大変。

早くマスクつ付けない世の中になってほしいよね。

『現地案内を参照』
  
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