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鵺退治の由来
仁平3年(1153)夏、近衛天皇は奇病になやまされていました。
深夜になると、黒雲が御所をおおい、鵺の鳴き声が聞こえ、その度に天皇は苦しまれました。
薬も名僧たちの祈願も効なく、やがて雲の中に住む妖怪のしわざと考え、弓の名手源頼政に妖怪退治が命じられます。 |
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源頼政のお墓
きっと見上げた頼政は力いっぱい弓をひき「南無八幡大菩薩」と心の弓に祈念して、矢を放つと見事命中、落ちてきた怪物を家臣の者の早太が刺し殺しました。
火をともして見ると頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎という、恐ろしいという以上で、天皇は感心され獅子王という名剣を源頼政に下されました。
『現地案内を参照』 |
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